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面接という特殊なシュチュエーションで、
人事はどのような心理状態かをお話しましょう
人事の立場を理解した上で、就職活動することが、
ライバルに格段のリードをつけれます。
その参考にしていただければ幸いです。




面接を受ける側は、大小の差はあれ、緊張しない人は少ないでしょう。
面接官(人事担当者)も、同じように緊張しています。
会社の代表として、接するわけですから、
「失礼があってはいけない」
とか
「舐められてはいけない」
とか複雑な思いで、緊張感は応募者と同じレベルであるものです。
いわば、お見合いのようなものです。

この、緊張した者同士が30分や1時間の面接時間で、「わかり合う」というのが土台無理な話であります。
現実は、この異常環境で、適正な結果を導き出すのは、困難で、ノウハウを持たない、あるいは、二流の面接官は、応募者の充分な理解ができずに終わる危険性があります。
その結果として、
『疑わしきは、上にあげず』
ということが起こります。
上司に、この人は、
「どんな人物?」
とか聞かれたときに、何と答えよう。
「うーん、上司に上手くコメントできないのは、嫌だから・・・・・、うーん、アウトにしちゃおう・・・・」
といった信じられない選考処理になることもゼロではありません。




『一般的に考えられている面接』は、左記の4パターンです。
C.Dは、グループ面接といわれるもので、私自身は、極めて苦手でした。
一人でも、分かり難いのに、ましてや、一度に複数の方を理解しろというのは、難しい以上に無謀と思えますね。
ある意味、応募者を軽んじた面接と言えます。
A.のパターンは、前述の危険性がありますが、B.の場合の人事のマイナス心理状態も話しておきましょう。


「面接官同士の面接」
B.のパターンで多いのが、
1次面接 人事担当者と現場マネージャー(配属予定先)のセット
2次面接 人事担当者と人事部長のセット
最終面接 人事担当者と役員のセット
です。
いずれの場合も、応募者を面接すると同時に上司や役員に評価される場でもあります。

「こいつ(人事担当者)、面接のやり方が、下手くそだな」
などと、他の面接官の視線を意識することがあります。
面接が終了した時点で、『擦り合わせ』という、各面接官の評価を持ち寄って、合否を決定する場面があるのですが、ネガティブな面接官は、「評価もろくにできないのか」と言われない為に、『誉める』ことよりむしろ、『厳しいコメント』から入るケースが多いです。
プラス面より、マイナス面のコメントのほうが、一見評価のように見えるからです。
皆さんの周りで、他人のことを厳しく言う人を、「人を見抜くのが得意」なんて、誤った評価されている人もいるのではないでしょうか。
更に今の時代は、(効率化・人件費削減など)安易に従業員数を増やすことができませんので、企業論理としても、○コメントより×コメントが受け入れ易いのです。




このように、舞台裏は、応募者が考えるほどシンプルでは、ありませんから対策が必要です。
キーワードは、
『票定評を応募者自ら書け』
です。具体例に興味がある方は、ご連絡ください。







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文責 Kenji Tsuruda (タオワークス(株) 代表取締役)



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